歯ブラシ事故防止へ!安全対策を報告
子どもが歯ブラシをくわえたまま転倒するなどしてケガをする事故が相次いでいることから、東京都の協議会は14日、メーカーなどに歯ブラシの改良などを求める報告をまとめた。
都は5歳以下の子どもが歯ブラシをくわえたまま転んだり、ぶつかったりして喉や口に突き刺さったりする事故が相次ぎ、入院が必要な重症例も多いことから、協議会で安全対策を話し合っていた。
最終報告では、歯ブラシに一定の力が加わると曲がるなど衝撃を吸収する性能を持たせることやプレートをつけるなどして喉の奥に入りにくくするなどの安全対策、また、子どもが使うものと保護者が仕上げ磨きに使うものを区別することなどが提言された。
これを受けて都は、メーカー団体に安全基準や対策の強化を求めて行くという。