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残業「年間720時間まで」政府が改革案

2017年2月14日 20:02
残業「年間720時間まで」政府が改革案

 「働き方改革」の実現を目指す政府は14日、残業時間を1年間で720時間までとする案を示した。

 政府は14日、罰則付きで、残業時間の上限を月平均60時間の年間720時間とする案を提示した。また、繁忙期における残業時間の上限を月100時間とすることで調整しているが、連合などが反発していることから、今回の案には明記されなかった。

 現在の労働基準法では、特別な事情がある場合は労使間で特別条項を付けることが可能で、残業時間は、事実上、青天井となる。このため政府は改革を急ぐ方針で、3月末までに最終案をまとめる方針。