ロシア、北方領土の無人島に新島名を命名
ロシアが北方領土を含むクリル諸島の5つの無人島に、ソ連の将軍などにちなんだ名前を新たにつけたことがわかった。
メドベージェフ首相が8日に署名した政府令によると、歯舞群島の秋勇留島近くの島には、第2次大戦の日本の降伏文書にソ連代表として署名したデレビヤンコ将軍の名前がつけられた。また、色丹島近くの2つの島には、旧日本軍との戦いで知られるソ連のグネチコ将軍などの名前がつけられたほか、ウルップ島に近い2つの島も命名されたという。
今回の命名には、ロシアによるクリル諸島の支配をアピールしたい思惑があるとみられる。