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噴火前の12倍、鳥の姿も 西之島最新映像

2017年2月10日 15:42
噴火前の12倍、鳥の姿も 西之島最新映像

 2013年に噴火が始まり、新たな島ができた小笠原諸島の西之島。先月28日、海上保安庁が上陸した際に撮影した西之島の最新映像が公開された。

 西之島は2013年から噴火が始まり、現在は噴火前の約12倍にあたる大きさに拡大している。島にはいたるところで鳥の卵が見られ、親鳥の下に体をもぐらせるひな鳥の様子も見られたという。

 海上保安庁の船は観測機器の回収を終えて10日、帰港したが、海図を作るために必要なデータの回収ができたことから、今年夏ごろには海図が作られる見込み。これにより、日本の領海は約70平方キロメートル、排他的経済水域(=EEZ)は約50平方キロメートル、拡大するとみられる。