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“入国停止”控訴裁、双方の意見聞き判断へ

2017年2月8日 5:35

 アメリカのトランプ大統領による入国停止の措置をめぐり、連邦控訴裁判所は7日、政権側とワシントン州側の双方から意見を聞き、すみやかに判断を下す方針。

 中東など7か国からの入国を停止する大統領令をめぐっては、連邦控訴裁判所が7日、トランプ政権側と「大統領令の即時停止」を訴えるワシントン州側の双方から意見を聞き、大統領令に対する判断をすみやかに下す方針。

 また今後、最高裁まで争われることも予想されるが、これについてトランプ大統領は早期の決着を望んだ。

 トランプ大統領「最高裁で争うことになるかもしれないが、そうならないことを望む。(大統領令は)良識的だ」

 一方、議会上院は7日、デボス教育長官の承認をめぐる投票を行った。与党・共和党の議員2人が反対したため賛成と反対が50票ずつの同数となり、最後は上院の議長であるペンス副大統領が賛成票を投じ、辛くも承認された。

 閣僚人事の承認は民主党の抵抗をうけ大幅に遅れている。