最近、地方で人気のお店が東京をはじめ、関東に続々進出中！行列ができるのにはワケがありました。奥村莉子ちゃんが取材しました。

■夫婦ではじめた小さな店が―

　北海道のコッペパン専門店「コッぺんどっと」が関東初進出。１２月にオープンしたばかりで、かなりの行列ができていました。目を引くのは、バリエーションの豊富さ。３０種類以上の具材がありました。中でも、お総菜コッペパン人気メニューのひとつが「北海道和牛コロッケ」。お味のほうは―

　莉子ちゃん「ボリューム満点です。パンがもちもちでしっとりなんですよ。で、コロッケのジャガイモは、食べ応えがしっかりとあります。パンがほんのり甘くて、このコロッケのおいしさを、より引き立てています。コッペパンというと、おやつのようなイメージがあったんですけど、これはランチにもピッタリですね」

　注文を受けてから、具材を挟むのがこの店のポリシー。パンはその日、焼いたものだけを使用しています。夫婦で始めた小さな店が、口コミで広がり、本店でも行列ができるまでに。ちなみにおやつ系コッペパンでの一番人気は「みそぎの塩ミルククリーム」。こちらも注文を受けてからクリームをたっぷりと。注文があとを絶ちません。

　取材日の夕方、スタッフが店に立ち寄ってみると、閉店１時間前だというのに、コッペパン８００個が売り切れていました。


■コメダ珈琲の“和風カフェ”が関東へ

　「おかげ庵」も地方から関東初進出となったお店のひとつ。名古屋のコメダ珈琲の和風カフェで、１月２４日ニューオープンしました。取材日の朝、莉子ちゃんは抹茶を注文したのですが、おにぎりのモーニングサービスがありました。モーニングサービスで飲み物を注文すると軽食がついてくるうれしいサービス。さすが関東でも名古屋の流儀が守られています。お味のほうは―

　莉子ちゃん「うん、あったかいです。ふっくら握りたてのおいしい味がします」

　サービスといえど、手を抜かない、おにぎりを握るのも注文が入ってから。ドリンクにモーニングサービスがあるというのは、名古屋に本店を置くコメダ珈琲が姉妹店だからこそ。また、あたたかなデニッシュパンに抹茶ソフトをのせた抹茶シロノワールやお客さんが自分で焼いて、焼きたてを楽しむお団子などイチオシメニューが豊富なのも魅力です。