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原子炉真下の床に穴 福島第一原発2号機

2017年2月2日 19:42
原子炉真下の床に穴 福島第一原発2号機

 今週、東京電力が福島第一原発2号機で行っている調査で、原子炉の真下の床に大きな穴が開いていることが新たに分かった。

 先ほど公開された写真によると、圧力容器真下の空間の金網状の床が大きく落ち窪(くぼ)んでいるのが分かる。床の窪みの大きさは縦横1メートルで、溶け落ちてきた核燃料の熱で溶けて垂れ下がった可能性があるという。

 また、内部の放射線量は最大で1時間あたり530シーベルトと、運転中の原子炉内部に匹敵する強さであることが分かった。

 東電は今月自走式のロボットを入れて詳しい調査をする予定だったが、こうした状況を受け、あらためてロボット投入の可否について検討している。