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メキシコ国境に“壁”建設 大統領令に署名

2017年1月26日 5:48

 アメリカのトランプ大統領が25日、選挙中から目玉公約として掲げてきたメキシコとの国境に壁を造る大統領令に署名した。

 トランプ氏はわざわざ国境対策を担う役所に出向き、大統領令にサインした。公約の「本丸」を実行に移したことを強くアピールする狙い。

 トランプ大統領「私は多くの人命と雇用、そしてばく大なお金を守るため、2つの大統領令に署名した」

 署名の時には、「重要なことはアメリカの安全」と繰り返しながらサインした。

 大統領令には、不法移民が入ってくることを防ぐために、メキシコ国境に壁を建設することや、国境警備の隊員を新たに5000人増やすことなどが盛り込まれている。

 トランプ大統領「ただちに国境の壁の建設に取りかかる」

 トランプ大統領はABCテレビのインタビューで、「数か月後から建設を始める」と話している。

 また、建設の費用については、まずはアメリカ政府のお金をあてるが、トランプ大統領はメキシコから取り返すと主張しており、今月31日に行われるメキシコ大統領との会談でも提起される見通し。

 トランプ大統領は、会場に、不法移民に子どもを殺害された親を招待していた。アメリカ世論に壁の建設の「正当性」をアピールする狙いもあるとみられるが、移民とそうではない人たちの「分断」を一層深めることにもなりそうだ。