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“共謀罪”焦点、退位の法整備も…通常国会

2017年1月20日 14:48
“共謀罪”焦点、退位の法整備も…通常国会

 第193通常国会が20日召集された。安倍首相はこのあと施政方針演説を行い、この国会を日本の未来を切り拓(ひら)くスタートにする決意を訴える方針。

 安倍首相は20日午前、自民党の両院議員総会で「次の70年に向けた新たな国づくりに全力で取り組む」と強調した。

 安倍首相「戦後70年を越えていよいよ次なる70年に向けて、新たな国づくりに向かって一致結束。全力で取り組んでいかなければなりません」

 通常国会では、アメリカのトランプ大統領の誕生を受けた外交政策が論戦のテーマとなるほか、犯罪の準備段階で処罰の対象とする共謀罪の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案や、今の天皇陛下一代限りの退位を可能にする特例法案の行方が焦点となる。

 一方、民進党の蓮舫代表はこうした法案に反対するとともに文部科学省の天下りあっせん問題を追及していく姿勢を示している。

 民進党・蓮舫代表「装いとは別に戦う国会にしたいと思います。他省庁で同じような事がないのか、これは徹底的に取り組んでいきたいと改めて思います」

 20日午後1時すぎ、天皇陛下をお迎えして開会式が行われた。安倍首相が施政方針演説を行い150日間の論戦がスタートする。