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男性の晩婚化進む 初婚年齢30.7歳に

2017年1月19日 3:18

 厚生労働省による「婚姻に関する統計」が公表され、男性の晩婚化が一層進んでいる現状が明らかになった。

 厚労省がとりまとめている「婚姻に関する統計」によると、平成27年の婚姻の総件数は、約63万5000件で、このうち、男女がどちらも初めて結婚した件数は、約46万5000件だった。

 男女ともに初婚の場合の平均年齢は、男性が30.7歳、女性が29.0歳で、男性は前年よりも0.1歳上昇、女性は横ばいだった。

 男女ともに、初婚の場合の平均年齢はこの25年間で男性が2.5歳、女性が3.4歳上昇していて、再婚の場合でも、男女ともに平均年齢は年々上昇傾向が続いている。

 また、男女のどちらか一方が外国籍の婚姻件数は全体の3.3%で、ここ数年横ばいとなっている。