×

伊藤忠 ウエアラブル端末で社員の健康管理

2017年1月12日 20:54
伊藤忠 ウエアラブル端末で社員の健康管理

 従業員の健康管理に力を入れる企業が増える中、大手商社の伊藤忠商事は、ウエアラブル端末などを使って体重や睡眠時間を管理し、社員の健康増進を支援する取り組みを始めた。

 この新たな取り組みは、まずは“メタボ予備軍”の35歳未満の若手社員を対象に始められたもの。社員らには、歩いた歩数や睡眠時間などが記録されるウエアラブル端末や体脂肪率が計れる体重計のほか、これらのデータを共有できるアプリが支給された。

 減量の目標などをアプリに設定すると会社の担当部署と共有され、専門家から定期的にアドバイスが受けられるという。

 伊藤忠ではこの取り組みを順次、全社員にひろげる一方、アプリについては4月から一般企業へのサービス提供を始めることにしている。