りそなグループの３つの銀行が、今月９日と１０日にＡＴＭを使って行われた取引およそ５万８０００件について、誤った手数料を徴収していたと発表した。

　発表によると、誤った手数料の徴収が行われていたのは、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行と、一部のコンビニエンスストアのＡＴＭ。

　今月１０日、りそなグループ以外のキャッシュカードを使った約１万９０００件の取引について、本来、手数料が１０８円のところを２１６円、合計で約２０５万円を誤って多く徴収していたという。

　一方、９日は約３万９０００件について本来より少なく徴収していたとしている。

　りそなグループによると、システムの設定ミスがあったということで、過大に引き落とした手数料は顧客に返金することにしている。