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“原爆の子の像”モデルの遺族 折り鶴寄贈

2017年1月6日 21:35
“原爆の子の像”モデルの遺族 折り鶴寄贈

 広島の平和公園にある「原爆の子」の像のモデルになった佐々木禎子さんの遺族が、ハワイにある真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する施設に折り鶴を寄贈する。安倍首相が折った鶴も含まれている。

 佐々木禎子さんのおい・祐滋さんが、ハワイ・真珠湾のアリゾナ記念館に寄贈するのは、全国で集めた折り鶴。

 佐々木祐滋さん「(オバマ大統領から)4羽の折り鶴を広島に残してもらった。佐々木禎子の親族としてはうれしくて、そのお返しを真珠湾にできたらいいなと」

 寄贈する数千羽の折り鶴の中には、安倍首相が折った鶴も含まれている。

 佐々木祐滋さん「(安倍首相は真珠湾が)『日本とアメリカの戦争のきっかけとなった場所だから、そこに平和の思いを込めて折り鶴を届けたい』とおっしゃっていた」

 安倍首相の鶴など全国から集まった平和を祈る折り鶴は、現地時間の6日、アリゾナ記念館に寄贈される予定。