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日経平均株価 5年連続で前年末より上昇

2016年12月30日 16:29
日経平均株価 5年連続で前年末より上昇

 30日の東京株式市場で、日経平均株価は3日連続で値を下げ、今年最後の取引を終えた。

 日経平均株価の終値は前日比30円77銭安の1万9114円37銭。ただ、年間では、昨年末の終値(1万9033円71銭)と比べ80円66銭上昇した。年末の終値が前年より上昇するのは2012年から5年連続。

 この日の東京株式市場は、前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が下落したことや、外国為替市場で円相場が1ドル=116円台前半と前日に比べて円高水準に傾いたことから売り注文が膨らんだ。円相場が一時、1ドル=116円台後半まで下落すると、東京株式市場では買い注文が入り、日経平均株価は上昇に転じる場面もあった。しかし、大引けにかけては、今年最後の取引のため再び売り注文が優勢となった。

 東証1部の売買代金は概算で1兆7125億円、売買高は概算で16億6786万株。