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キンキ、ファンに感謝…20周年の序章に

2016年12月22日 22:12

 来年7月にデビュー20周年を迎える人気デュオ「KinKi Kids」が22日、東京ドームでコンサートを開催した。

 東京(23日)・大阪(来年1月1、2日)の4公演で計20万人の動員を見込んでいる。今夏には約17年ぶりのアリーナツアーを実施しており、堂本光一(37)は「その集大成として、大変おこがましいですけど、こうして“ホーム”である東京ドームに(帰ってきました)」と、あいさつ。
 キンキが同所でライブをするのは1998年から19年連続で、MC(曲間トーク)で光一は「いつも思いますけど、すごく大きな会場…」と、しみじみ見渡し、「3階席の方、見えてる〜?」と呼びかける場面も。客席から歓声があがると、光一は「私からは(客席が遠くて)まったく見えてませんけど。(アリーナ席も3階席も)一律料金でやらせていただいております!」とお決まりの“毒舌いじり”で会場を沸かせた。

 ステージでは、デビュー曲「硝子の少年」から最新シングル「道は手ずから夢の花」まで、キンキの歴史を集約したヒット曲を披露したほか、それぞれのソロコーナーも実施。
 「Slave Maker」などのダンスナンバーで盛り上げた光一に対し、堂本剛(37)は「ストレートなラブソングで気持ち悪いなって思ったんだけど、せっかくだから…」と自ら作詞・作曲した楽曲「LOVE」をしっとりと歌唱。同曲はライブで披露することもなく、CD化もされていない“幻の楽曲”で、ファンは貴重な歌声に酔いしれた。

 最後のあいさつで光一は「皆さんのおかげで2016年という年が、KinKi Kidsが20周年に向かっていく、いい序章になったんじゃないかと思います」とファンに感謝の気持ちを伝えた。