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安倍首相 単独インタビュー全文(8)

2016年12月19日 20:24
安倍首相 単独インタビュー全文(8)
 2日にわたる日露首脳会談を終えた安倍首相は17日、日本テレビの単独インタビューに応じた。首相公邸の書斎で行われたインタビューの内容を全文掲載。(8/8)

<聞き手:報道局政治部・伊佐治健部長>


■日露関係…ゴールにたどり着くことはできるか?


Q.総理は信頼醸成の先のゴールのイメージはしっかりあるのか。つまりプーチン大統領の言う信頼醸成、安全保障、国際情勢を含めてしっかりと日米同盟と両立させてゴールにたどり着くことはできるのか。

--それは私はこの道を進んでいくしかないと思います。それ以外の道があるんであれば教えていただきたい。原則を述べていた70年間1ミリも動かなかったんですから。1ミリもですよ。今度初めてですね、今度初めて4島において、まさに4島においてですね、ロシア法でもないし、日本法でもないんですが、新しい仕組みで日本の企業とロシア側の人たちが一緒に経済活動を始められるようになった。これはロシアにとってはですね、ある意味本来であれば全てロシア法でやってくれということですよね。そうではないということを4島でしかも4島全部ですよ。歯舞、色丹だけということでなくて4島全部でそれを行う。その姿は、まさに新しい時代の到来を予感させると思います。4島の島民とですね、日本人がそこでまさに一緒に仕事するんですから、一緒に。例えば日本の作った会社で4島の人たちが仕事をする。日本の会社来てよかったね、うちの息子も就職できたんじゃないか。給料もいいし頑張ってれば将来もあるしということにつながっていきます。であれば帰属の問題で大きな変化があってもあまり生活が変わらないなということに初めてなってくるんですね。

 考えてみていただきたいんですが、そこに住んでるみなさんが大反対してできると思いますか?できないんですそれは!島民が全部が反対して強引にしたって大反対運動を展開してですね、結局それがあればロシア側も踏み出せませんし、そもそも例えばそれが了解しても全くうまくいかない。新たな紛争の芽になってしまうわけですから、ですから私はこの道しかないと思っています。


■終わりに~来年早々の解散・総選挙はあり得るのか?


Q.最後に。この日露首脳会談の結果を受けて解散・総選挙あるのではと臆測がありました。これはないでしょう。来年早々の選挙はあり得るのか。予算成立を前にした解散・総選挙はあり得るのでしょうか?

--今私の頭には全く「解散」という言葉はかけらもありませんが、まず大切なことはですね、しっかりと経済最優先で、景気をさらによくしていく。みなさんの給料が上がり続けるようデフレから完全に脱却をして経済を力強く成長させていく。そのためにもですね、来年度の予算を早期に成立させていくことが私の使命だと思っています。