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駐日露大使「日露関係が前に進むよう期待」

2016年12月13日 2:14
駐日露大使「日露関係が前に進むよう期待」

 安倍首相とロシアのプーチン大統領が、15日に山口で首脳会談を行うのを前に、ロシアのアファナシエフ駐日大使が日本テレビのインタビューに答え、「会談で日露関係が前に進むよう期待する」などと話した。

 アファナシエフ駐日大使「日本は好きで、日本人も好きです。私にとって日本での勤務は外交官として最も重要だと考えています。東京だけが日本ではないことが分かりました。日本を理解するため、なるべくいろいろなところに行こうとしています」

 Q:12月にいよいよプーチン大統領が来られる。日本で非常に期待が高まっている。ロシアの元首が安倍首相の故郷に行く。大使はどういう期待を持っている?

 アファナシエフ駐日大使「今回の首脳会談の結果で、日露関係が前に進むよう期待しています」

 Q:日本側はどうしても領土問題を解決して平和条約と(いう期待がある)。一方で極東の経済協力もロシア側には期待がある。その辺りが難しいと思うが?

 アファナシエフ駐日大使「日露が交渉していて、問題の解決方法や妥協の方法を今模索しています。プーチン大統領がウラジオストクで話したとおり、問題は解決できますが、それには日露双方の努力が必要です。さまざまな分野での交流を通じて、信頼関係を築けば、難しい問題を動かせると思います。安倍首相が地元に招待したことをプーチン大統領も私も高く評価しています。今回の来日は重要な段階です。一歩一歩進んでいかなければなりません。それは関係を回復する上で正しいやり方だと思います」