暴力から身を守れ、女性駅員へ講習 JR東
飲酒の機会が増える忘年会シーズンを前に、酒に酔った乗客などの暴力行為から女性駅員らを守ろうとJR東日本が講習会を開いた。
講習会に参加したのは、JR東日本の女性駅員ら35人。講師として招かれた警視庁の警察官の指導を受け、乗客に胸ぐらをつかまれたり後ろから首をつかまれたりした場合の対処方法を学んだ。また、酒に酔った乗客への安全な声かけの練習なども行われた。
講習会に参加した女性駅員「ポイントを押さえれば力のない人でも対応できるということを知りました」
JR東日本によると、昨年度、東京支社管内で起きた暴力行為の7割が酒を飲んだ乗客によるものだった。女性駅員が乗客に腹を蹴られたケースもあったという。