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国政介入疑惑 財閥トップら国会で追及

2016年12月6日 10:34
国政介入疑惑 財閥トップら国会で追及

 朴槿恵大統領の友人による国政介入疑惑をめぐり、韓国の国会は6日、財閥のトップらを証人として呼び、朴大統領の疑惑への関与などについて追及する。

 韓国の国会では6日午前、サムスン電子など財閥のトップら9人が出席し、聴聞会が始まった。財閥のトップが、そろって一度に証人として出席するのは異例のこと。

 これらの財閥は、朴大統領の友人・崔順実被告らが設立した財団に巨額の資金を拠出していて、聴聞会では、資金拠出に対して朴大統領から直接的な圧力があったのかや、見返りを得ていたのかについて、どのように証言するかが焦点。

 朴大統領の関与を裏付ける証言が出た場合、9日に予定されている弾劾訴追案の採決にも影響を与えるとみられる。

 聴聞会は7日も行われる予定で、崔被告らが召喚されているが、崔被告は「今後の刑事裁判に影響を与える可能性があるため欠席する」と書面で回答している。