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7年後の宇宙旅行目標 ANAとHIS出資

2016年12月2日 1:54
7年後の宇宙旅行目標 ANAとHIS出資

 ANAホールディングスと大手旅行会社のエイチ・アイ・エスが、宇宙輸送機を開発するベンチャー企業に出資し、資本提携した。7年後の宇宙旅行の事業化を目指すという。

 ANAホールディングスとエイチ・アイ・エスが出資したのは、宇宙機を開発するベンチャー企業「PDエアロスペース」。このベンチャー企業は、宇宙空間を行き来できるようにするためジェットエンジンとロケットエンジンを切り替えることができるエンジンと、宇宙輸送機の開発を進めている。

 エイチ・アイ・エス澤田秀雄社長「夢だけではなくて、将来はぜひ宇宙旅行とか、いろんな意味での旅行でも、日本のこういう新しい技術が世界で十分競争できるように」

 3社は、7年後の2023年12月の宇宙旅行の事業化を目指していて、料金は1人1400万円程度を想定している。

 ANAホールディングスはパイロットの育成などに協力し、エイチ・アイ・エスは宇宙旅行の販売などを担当するという。