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森会長、IOCに改めて「有明」意向示す

2016年12月1日 17:44
森会長、IOCに改めて「有明」意向示す

 東京オリンピック・パラリンピックのバレーボールの会場見直しをめぐり、横浜への変更が厳しい状況となってきた。

 東京都はバレーボール会場を「有明アリーナ」の新設から「横浜アリーナ」への変更を検討しているが、横浜市が「競技団体の意向が重要だ」との文書を都に送っていたことが明らかになった。

 バレーボールなど多くの競技団体は「有明アリーナ」の新設を強く求めているが、1日、組織委員会の森会長もIOC(=国際オリンピック委員会)に改めて「有明アリーナ」で進める意向を示した。

 森会長「レガシー(遺産)としてしっかりしたものをつくっておきたいというのは、日本のスポーツ界全体の意思でありまして、東京都知事もそのことについてご判断をいただけるものだと(思う)」

 一方、小池都知事は依然、両会場の可能性を検討したいとしている。

 小池都知事「決まっているからといってそれでOKとしないで、私は形として横浜、有明のもっと賢い使い方があるのかどうか、こういったことを総合的に考えたい」

 結論の時期について、小池都知事は「クリスマスイブより前」と明らかにした。