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比・マニラの米大使館近くで爆弾を発見

2016年11月29日 3:56

 フィリピンの首都・マニラにあるアメリカ大使館近くで、28日朝、爆弾が見つかり、警察が周辺を封鎖して回収した。

 フィリピン警察によると、マニラにあるアメリカ大使館近くの路上に置かれたゴミ箱の中に、携帯電話などとケーブルでつながった酒の瓶が入っているのを清掃作業員が見つけた。通報を受けた警察が一時、周辺を封鎖し、この不審物を回収した。警察で解析した結果、不審物は携帯電話を使って起爆させる爆弾で、今年9月にドゥテルテ大統領の地元、南部・ダバオで起きた80人以上が死傷した爆発テロで使われたものと似ているという。

 ダバオで起きたテロではイスラム系武装組織のメンバーが逮捕され、現在、フィリピン軍が掃討作戦を行っている。警察は武装組織が爆弾を設置した可能性があるとみて調べている。