国会会期“来月中旬まで延長”で与党調整
安倍首相は28日午後、公明党の山口代表と会談し、30日までの今国会の会期の延長幅を決める方針。延長幅については来月中旬までとする方向で調整している。
政府・与党は先週、委員会採決された「年金制度改革法案」の今国会成立を確実にするため会期を延長する方針で、延長幅については来月14日までとする案が出ている。ただ、翌15日には日露首脳会談が予定されていて、準備期間を持つためにも延長幅を短くした方が良いとの意見もあり、28日午後の党首会談で最終決定する方針。
一方、民進党の蓮舫代表は会期延長に反対する考えを改めて示した。
「自分たち(政府・与党)の会期の設定があまりにも誤りだったのではないか」-また、年金制度改革法案について「強行採決で早めに終わらせてしまおうという姿勢は到底納得できない」として、成立阻止に向けて徹底抗戦する考えを強調した。