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公明党代表「年金法案」今国会での成立訴え

2016年11月26日 18:06
公明党代表「年金法案」今国会での成立訴え

 公明党の山口代表は26日、党の会合で、25日に衆議院の委員会で可決された年金制度改革法案について、「世代間の支え合いを盤石にするため、今の国会で成立させなければならない」と改めて強調した。

 公明党・山口代表「(年金制度改革法案は)不測の経済状況が今後起きたとしても将来の年金水準が低下しないよう、万全の備えを講じるものだ。世代間の支え合いを盤石にするため、同法案も今国会で成立させなければならない」

 年金制度改革法案を今の国会で確実に成立させるため、政府与党は、今月30日までの会期を延長する方針。山口代表は安倍首相と週明けの28日に会談し、延長の幅について話し合う予定。

 一方、民進党の蓮舫代表は、会期延長に反対する考えを示した。

 民進党・蓮舫代表「会期の延長というのは当然賛成できない。政府与党による(審議日程の)完全な読み違えだと思っている。その政府与党の読み違えに私たちがおつきあいをする義理はどこにもない」

 また、塩崎厚生労働相に対する不信任決議案の提出などを視野に「適時適切な対応を取りたい」と対決姿勢を強調した。