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防衛省“防衛体制”検討の委員会立ち上げへ

2016年11月24日 21:55
防衛省“防衛体制”検討の委員会立ち上げへ

 北朝鮮の相次ぐミサイル発射を受け、防衛省は省内にミサイル防衛体制について検討する委員会の立ち上げを決めた。最新式の迎撃ミサイルシステム「THAAD」等についても、検討を行う予定。

 自衛隊は現在、北朝鮮のミサイル発射に対して海上のイージス艦から発射される迎撃ミサイルと、地上付近に落ちてきたミサイルや破片を破壊する「PAC3」による2段階の防衛体制をとっている。

 しかし、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射を受け、防衛省では若宮防衛副大臣をトップに、ミサイル防衛体制について検討する委員会の立ち上げを決めた。アメリカの最新式迎撃ミサイルシステム「THAAD」や、その他のシステムなどについても検討を行う予定で、防衛省幹部は「できるだけ早く検討結果を出していきたい」と話している。