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北の国連代表「誰が大統領でも気にしない」

2016年11月16日 14:20
北の国連代表「誰が大統領でも気にしない」

 国連は15日、日本などが提出した拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を採択した。

 この決議案は国連の人権問題を扱う委員会に日本などが提出していたもの。採択された決議では、北朝鮮に対して核や弾道ミサイル開発を優先し人道的な政策を行っていないと批判したほか、すべての拉致被害者の帰国を求めている。

 一方、北朝鮮の国連代表部は会見でトランプ氏がアメリカの次期大統領になることについて「誰が大統領になろうとも私たちは気にしていない」と言及した。その上で「根本的な問題はアメリカが敵対的な政策を撤回する意思があるかどうかだ」と主張した。