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五輪会場見直し「東洋の魔女」ら涙の訴え

2016年11月8日 21:26
五輪会場見直し「東洋の魔女」ら涙の訴え

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのバレーボール会場の計画見直しについて、元日本代表選手たちが会見し、現行計画通りの開催を求めた。

 バレーボール全日本男子・中垣内祐一監督「(有明アリーナは)日本のバレー界のみならず世界のバレー界も待ちに待った体育館建設だった。世界の文化への挑戦ができるような体育館がつくれるのではないか」

 会見したのは、日本バレーボール協会など関係団体の代表や元日本代表選手ら16人で、1964年の東京オリンピックで『東洋の魔女』と呼ばれ、活躍した選手らも出席した。

 バレーボール会場をめぐっては、現行計画の「有明アリーナ」を「横浜アリーナ」に変更する事も検討されている。

 『東洋の魔女』の一人、千葉勝美さんは3年前に亡くなった当時のキャプテン・河西昌枝さんに思いを馳せ、こう話した。

 千葉勝美さん「この洋服は河西さんの…、『あなた、なんかあるときはこの洋服を着て行ってね』と、きょうここに参加した」「絶対(有明)アリーナをつくって1万5000人の応援の中で思いっきり(バレーが)できてメダルがとれるように願っている」