大手百貨店は７日、お正月などに発売する福袋の中身を公開した。あの百貨店では“最後の福袋”を発表した。

　毎年、話題の福袋を発表してきた東京の「プランタン銀座」は来年から店舗名を変更するため、来月３０日に「プランタン」としては“最後の福袋”を販売する。中には、ティアラ＆マント姿で全身コーディネートをしてもらえるというものも。客がお姫様、店舗全体が自分のクローゼットという設定で、店の中から自由に商品を選ぶという。コンシェルジュとともに７つの商品を選べて、値段は１万８００円（税込み、女性限定５名）。

　また、三越伊勢丹では体験重視型の福袋も登場。キッチンなども装備された豪華なキャンピングカーに、オートキャンプの使用料がセットになった福袋は１７２８万円（税込み、諸経費除く）。快適なアウトドアライフが楽しめるとしている。

　消費が低迷する中、百貨店はあの手この手の福袋商戦で売り上げアップを狙う。