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「さんまの蒲焼き」缶詰に網の一部混入恐れ

2016年11月4日 21:11
「さんまの蒲焼き」缶詰に網の一部混入恐れ

 大手食品会社マルハニチロは、コンビニなどで販売している、さんまの蒲(かば)焼きの缶詰に焼き網の一部が混入した恐れがあるとして約2779万缶を回収すると発表した。

 回収の対象となるのは全国のコンビニや量販店で販売されていた「セブンプレミアム・さんま蒲焼100g」「マルハ さんま蒲焼100g」「マルハ 北海道産さんま蒲焼 秘伝つけ焼き100g」のうち、今年6月17日と2013年11月12日から2015年5月23日の間に製造された商品、約2779万缶。

 マルハニチロによると、異物混入を防ぐために工場に設置していた機械が1センチ以上の異物を検知できない設定になっていて、金属製の焼き網の一部が混入した恐れがあるという。

 これまでに異物混入の申し出は1件あったが、健康被害の報告はないという。マルハニチロでは商品を所定の場所に送れば返金に応じるとしている。