東京都の小池知事が提出した自らの報酬を半減させる条例が成立したことを受け、都議会が議員の報酬も削減するかどうか検討を始めることを決めた。

　各会派の都議会議員が参加して２日に行われた「都議会のあり方検討会」では、都議会議員の報酬や政務活動費などについて話し合われ、今後、削減するかどうか検討していくことが決まった。検討会は、来年７月までに結論を出したいとしている。

　議員の報酬を巡っては、小池都知事が知事報酬の削減を公約に掲げて当選し、先月の議会で報酬を半減させるための条例が成立したことで、都議会議員の報酬が知事の報酬を上回る“逆転現象”が起きている。