自民総務会 総裁任期延長を全会一致で了承
自民党は1日、党の最高意思決定機関の総務会で、総裁の任期を現行の2期6年から3期9年に延長することを全会一致で了承した。
総務会では、村上元行革相が「なぜ今決める必要があるのか」との意見を述べたものの、最終的には全会一致で総裁任期の延長を了承した。総務会メンバーの一人で当初、延長に慎重な考えを示していた石破前地方創生相は発言しなかった。
「手続き上、瑕疵(かし)はない。どんなルールであれ、そのルールの下でやるのがプレーヤーというもの」-石破前地方創生相はこのように、任期延長の手続きは問題がなく、候補者は新しいルールに従うべきだとの考えを示した。
総裁任期の延長については、来年3月に行われる自民党大会で、党則改正が行われる運び。