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海運大手3社 定期コンテナ船事業を統合へ

2016年10月31日 13:55
海運大手3社 定期コンテナ船事業を統合へ

 海運大手の日本郵船と商船三井、川崎汽船の3社が主力事業を統合する。

 日本郵船と商船三井、川崎汽船の3社は31日、主力の定期コンテナ船事業を統合すると発表した。合わせて3000億円を出資して来年7月に合弁会社を設立する。定期コンテナ船は食品や衣料品などの物流を担っており、各社の売り上げの3~5割程度を占める主力事業。統合によって売上高2兆円、この事業で世界6位の会社が誕生する。

 世界経済の成長鈍化などから韓国では海運大手が経営破たんするなど海運業界は厳しい状況が続いており、3社は今回の統合で生き残りをはかる。