韓国の朴槿恵大統領の機密情報流出疑惑をめぐり、資料を提供された大統領の友人の女性が韓国メディアの取材に応じ、国政や人事に介入したという指摘について否定した。

　韓国の新聞、世界日報のインタビューに応じたのは大統領の友人の実業家、チェ・スンシル氏。チェ氏は記事の中で「朴大統領の当選直後の時期にメールで大統領府の資料を受け取っていたようだ」と資料の提供を認める一方で、「国家機密とはわからなかった」としている。一方で大統領府に影響力をおよぼし、国政や人事に介入したという韓国メディアの指摘については全て否定した。

　一連の疑惑で朴大統領の支持率（リアルメーターより）は１７．５％と２６日、過去最低を更新している。