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英・メイ首相、3つの自治政府トップと会談

2016年10月25日 4:13

 イギリスのメイ首相は24日、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱決定後、初めてスコットランドなど3つの自治政府のトップと会談を行い、離脱に向けた協力を呼びかけた。

 会談は24日、メイ首相とスコットランド、ウェールズ、北アイルランドの自治政府の首席大臣が出席して行われた。EU離脱が決まってから、3つの自治政府のトップがそろっての会談は初めてで、メイ首相は「離脱の成功に向けて、それぞれの地域が重要な役割を担うことになる」などと述べ、協力を呼びかけた。また、来月、デービスEU離脱担当相と3地域との閣僚級会合が開催されることが決まった。

 一方、スコットランドはEU向けの輸出が半数近くを占めることなどから残留を望む声が根強く、スタージョン主席大臣は「たとえイギリスから独立しても、スコットランドはEU市場に残る提案を行うだろう」としている。

 メイ首相は、関税などで優遇されるEUの市場に残ることよりも、移民の流入を制限することを重視する強硬路線にかじを切ったとされていて、スタージョン主席大臣の発言はこれをけん制した形。スコットランド自治政府は20日、イギリスからの独立の是非を問う住民投票を実施するための法案を公表している。