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露、アレッポでの攻撃停止さらに1日延長

2016年10月22日 3:51

 ロシアは21日、紛争が続くシリアの激戦地・アレッポで、20日から続けている攻撃の停止を、これまでの発表よりもさらに1日延長することを明らかにした。

 ロシア軍は21日、会見を開き、現地時間の22日午前8時から11時間にわたって、北部アレッポでの攻撃を停止すると発表した。国連などの求めに応じて、プーチン大統領が指示したと説明している。

 ロシアと政権軍は、市民や反体制派の退避のための人道的措置だとして、20日朝から攻撃を停止した。攻撃の停止は当初、20日限りの予定だったが、その後、21日まで1日延長され、今回はさらに1日延びた形。

 一方で、反体制派の撤退は進んでいないということで、いつまで戦闘が停止されるのか、予断を許さない状況が続いている。