殉職した自衛隊員の追悼式が、２２日、防衛省で行われた。安倍首相が出席し、「追悼の辞」を述べた。

　安倍首相「国の存立を担う崇高な職務に殉ぜられた自衛隊員の御霊に対し、ここに謹んで追悼の誠をささげます。ご遺志を受け継ぎ、国民の命と平和な暮らしは断固として守り抜いていく。そして世界の平和と安定に貢献するため、全力を尽くすことをここに固くお誓い致します」

　去年９月からの１年間で、訓練や勤務中の事故などで亡くなった３１人が殉職と認定された。１９５０年に自衛隊の前身である警察予備隊が発足して以降、殉職者は、計１９０９人となっている。