「ホワイトヘルメッツ」が仏大統領と会談
内戦が続くシリアで救助活動を続けるボランティア団体がフランスを訪れ、シリアの危機的な状況への理解と対応を求めた。
ボランティア団体の「ホワイトヘルメッツ」は、シリアで救助活動を続け、今年のノーベル平和賞候補としても名前があがっていた。受賞を逃した直後には、団体の幹部が賞への思いを語っていた。
ホワイトヘルメッツ幹部「激しい戦闘で大変なシリアの人々に希望を与えたかった」
団体の代表は19日、フランスのオランド大統領に招かれ、シリアの危機的な状況について理解と対応を訴えた。
ホワイトヘルメッツ代表「ノーベル賞は逃したが、たくさんの表彰をしてもらった。『市民を殺さないでほしい』と唯一願っている」
また、シリアでアサド政権とロシア軍が空爆している対象は、テロリストではなく普通の市民だと非難した。