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福山市・芦田川でピラニア 注意呼びかけ

2016年10月18日 12:57
福山市・芦田川でピラニア 注意呼びかけ

 広島県福山市の川で、熱帯の肉食魚として知られるピラニアが捕獲されていたことがわかり、河川国道事務所が注意を呼びかけている。

 ピラニアが見つかったのは広島県福山市の芦田川。福山河川国道事務所によると、五年に一度実施する国の河川調査の一環で今月13日に設置した網に、体長15センチのピラニア1匹がかかっているのが見つかった。国が管理する河川でピラニアが見つかったのは広島県内では初めて。

 ピラニアは南米のアマゾン川などに住む肉食の淡水魚で、飼育されていたものが放流されたとみられている。水温が20℃を下回ると死んでしまうため、国内では冬を越せないとされている。しかし、鋭い歯を持ちかまれると危険なため、福山河川国道事務所は注意を呼びかけている。