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“二重国籍” 首相「蓮舫氏は説明努力を」

2016年10月13日 12:56
“二重国籍” 首相「蓮舫氏は説明努力を」

 13日の参議院予算委員会では、自民党議員が民進党の蓮舫代表に台湾籍が残っていた問題を取り上げている。安倍首相は蓮舫代表に説明責任を果たすよう求めた。

 自民党の三原じゅん子議員は、蓮舫代表がいつ日本国籍の選択を宣言したのか明らかにしておらず、国籍法違反だった疑いがあると指摘した。

 自民党・三原議員「少なくとも、こうした(閣僚などの)役職につく前に国籍法14条の国籍選択の宣言を行ったのか明らかにされていないとしたら、私これ大問題だと思います。政治家として戸籍謄本を示し、説明責任を果たすこと。これしかないと思っております」

 安倍首相「蓮舫議員ご自身の責任においては、国民に対して(戸籍謄本を示すなどの)努力を払わなければならないものと、このように私は考えております」

 安倍首相はこのように、蓮舫代表に対して自らの戸籍謄本を示すなど説明の「努力を払わなければならない」と述べた。

 蓮舫代表は、これまで自らの戸籍に日本国籍を選択した日がどのように記載されているかについては、「極めて個人的な件だ」として公表しない考えを示している。三原議員は「国益に真摯(しんし)に向き合えるのか疑念を持たれるようでは話にならない」と厳しく批判した。