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アニメうどんの国、サントラ収録曲発表

2016年10月8日 19:48
アニメうどんの国、サントラ収録曲発表

 日本テレビ・西日本放送ほかで放送中のアニメ「うどんの国の金色毛鞠」のオリジナル・サウンドトラック(26日発売)の書き下ろしジャケットと収録曲が9日、公開された。

 音楽を手掛けたのは、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」などの作曲や編曲に携わっている人気クリエーターの橋本由香利氏。実際に同作品の舞台となる香川県を訪れて感じたイメージを丁寧に作り込んだという劇中歌の「ガオガオちゃん体操」や、エンディング曲の「Sweet Darwin」など34曲が収録されている。

 橋本氏は「香川の風景と東京にいるときの風景の音楽で違いを出すために、香川では生楽器をすごくたくさん使っていて、小豆島に行ったときに初めてギリシャと姉妹都市であることが分かり、ギリシャに関連のある楽器を入れたいなと思い、ブズーキ、マンドリン、ハープ、アコースティックギターを軸にサウンドを作りました。特にブズーキはギリシャの民族楽器で、ギリシャを表すのにはこれが一番いいんじゃないかなと思いました。何曲かブズーキが入っている曲があるので、サントラで『どの音がそうかな』って耳を傾けていただけるとうれしいです」と呼びかけた。

 同アニメは、漫画家・篠丸のどかさんの同名漫画が原作。通称“うどん県”で有名な香川県を舞台に、父親の死をきっかけに生まれ故郷へ帰った主人公・俵宗太(たわら・そうた)が、人間の子どもの姿に化けたタヌキのポコや親友の中島、姉、初恋の同級生など周囲の人たちとの生活を通じ少しずつ成長していく様子を描く物語となっている。

(C)篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会