×

ノーベル平和賞“内戦終結合意”の大統領に

2016年10月7日 18:45
ノーベル平和賞“内戦終結合意”の大統領に

 今年のノーベル平和賞が7日、発表され、南米・コロンビアで左翼ゲリラとの間で内戦終結の合意を取りつけたサントス大統領が選ばれた。

 サントス大統領は現在、65歳。新聞記者から政界に転身し、財務大臣や国防大臣を歴任した後、2010年に大統領に選ばれた。コロンビアでは1960年代から、中南米最大の左翼ゲリラのFARC(=コロンビア革命軍)が活動を続けていたが、サントス大統領は2012年からFARCとの本格的な和平交渉に乗り出し、8月に内戦終結で合意した。

 ノーベル委員会は受賞理由について、「多くの命を奪った内戦を平和的解決に劇的に近づけた」としている。またこの受賞は、コロンビアの国民にささげるものでもあるとしている。一方で、今月行われたコロンビアの国民投票では和平合意への承認が得られず、完全な内戦終結には至っていない。