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佐村河内守氏 JASRACを提訴

2016年10月6日 14:17
佐村河内守氏 JASRACを提訴

 現代のベートーベンと呼ばれ、ゴーストライターの問題が発覚した佐村河内守氏が、楽曲の使用料約700万円の支払いを求めて裁判を起こした。

 この裁判は、新垣隆さんが作曲した曲を自らの作品として発表していた佐村河内守氏が、JASRAC(=日本音楽著作権協会)を訴えたもの。JASRACは問題の発覚後、佐村河内氏の約100曲について契約を解除していたが、佐村河内氏側は「新垣さんから著作権の譲渡を受けた」などとして、JASRACに契約解除までの楽曲使用料約700万円を支払うよう求めている。

 6日から東京地裁で始まった裁判でJASRAC側は、「佐村河内氏は楽曲を自分が作曲したとして届け出ている。元々の作曲者が誰で、いつ著作権が譲渡されたのかをはっきりすべきだ」として争う姿勢を示した。