俳優の哀川翔（５５）が１日、都内で著書「ブレずに生きれば道は拓ける！　一翔両断！！」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）の出版記念イベントを開催した。

　自身の人生経験をもとに、仕事・男と女・子育てなどで学んだ名言をまとめた一冊。
　哀川は「５５（歳）になりまして、いろいろ振り返ってみたら、（人生で）デカイ失敗もしていないなということで、（人生で）失敗しないためのマニュアル本です」と説明し、「（人生の選択肢で）右に行こうか左に行こうか、進むところに迷っている人に読んでもらいたい。『哀川翔っていう遊び人がそこまで言い切るなら私なんて楽勝！』って勇気が出るから。そこは自信を持って言える」とアピールした。

　これまで俳優・歌手・執筆など幅広いジャンルで活躍してきた。仕事を長く続けるうえで大切にしていることについて聞かれると「オレは遊んでいないと仕事ができない。仕事ばっかりで煮詰まってもしょうがないじゃん。男は遊ぶために仕事をしないとダメですよ」と息抜きの大切さを強調。
　哀川は「カブトムシの繁殖」を趣味にしており、今夏の成果について聞かれると「（自宅で生まれた）５０００匹がほとんど（譲渡して）はけました！」とご満悦の表情で報告した。

　さらに「もう来年に向けて幼虫ができている」とニヤリ。報道陣にカブトムシの価値は“大きさ”であることを力説し、「来年も５０００匹（を繁殖させたい）！（その中には）絶対に（巨大なカブトムシが）出る！目指せ（全長）９センチです！」と気合を入れた。