×

米大統領選テレビ初討論 両候補が“自信”

2016年9月28日 6:24
米大統領選テレビ初討論 両候補が“自信”

 アメリカ大統領選のテレビ討論会で初の直接対決をしたクリントン、トランプ両候補は、一夜が明けた27日、ともに勝利をアピールした。

 討論会から一夜が明けさっそく遊説を再開させたクリントン氏は、自らの出来が上回っていたと自信を示した。

 民主党・クリントン氏「討論会は見てくれたかしら?残り2回の討論会もこの勢いで行くわ!トランプ氏は討論会の準備ができていなかったと露呈した」

 一方のトランプ氏も、勝利をアピールした。

 共和党・トランプ氏「多くの人を魅了できた。良い出来だったし、世論調査でほぼ勝った」

 26日のテレビ討論会は、全米で8000万人以上が視聴し、過去最高を記録した。ニューヨークタイムズ紙は、「一方の候補者だけが真剣で、もう片方は頭が空っぽだった」と酷評するなど、主要紙はおおむね、クリントン氏を評価した。ただウォール・ストリート・ジャーナル紙は、「有権者の考えを変えるまでには至らなかった可能性がある」と指摘している。