×

両国がベストフレンドに…日韓交流おまつり

2016年9月25日 0:15
両国がベストフレンドに…日韓交流おまつり

 日本と韓国の民間レベルでの文化交流をめざすイベントが24日から東京の日比谷公園で開かれている。

 今年で8回目を迎える「日韓交流おまつり」、初日の24日は、雨の中、多くの人が訪れた。開会式では、韓国のイ・ジュンギュ駐日大使が挨拶に立ち、「両国がベストフレンドになれば、いかなる難しい問題も解けていくと確信している」と、力強く呼びかけた。

 ステージでは、お互いの国で親しまれている「あかとんぼ」と「アリラン」のメロディーを組み合わせたオリジナル楽曲の演奏が披露されたほか、韓国の食や工芸など、伝統文化を体験できるブースも数多く用意された。

 韓国の民族衣装・韓服コーナーでは、開始2時間で約120人が訪れ、ブースには長蛇の列ができていた。

 来場者「K-POPが好きで、韓国のことに興味を持って来ました。(服は)すごくきれいでうれしい」

 来場者「若い世代で交流を持っているので、年配の私たちもどんどん応援したい」

 この夏に行われた世論調査では、お互いの国への印象が「良くない」とする人が前の年に比べて、ともに約10ポイント減少するなど、去年12月の日韓合意以降、変化が見え始めているという。
(相手国への印象「良くない」 日本では7.8ポイント減の44.6%。韓国では11.5ポイント減の61.0%。言論NPO調べ)

 会場でも「日韓がもっと仲良くなったらうれしいですね」と、歩み寄りたいとの声が多く聞かれた。

 このお祭りは25日(日)まで行われる。