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「正しいお魚の食べ方」パズルで学んでみた

2016年9月21日 21:02
「正しいお魚の食べ方」パズルで学んでみた

 インターネット上で話題の出来事を日テレNEWS24・デジタル編集チームが取材する「Hot Word」。21日のテーマは「マナー魚(フィッシュ)」。

■お魚の正しい食べ方って?

 「マナー魚」は、東京都渋谷区にある株式会社「アイアップ」から発売されている魚の形をしたパズルゲームです。この商品がネットで話題なんです。その理由は…

 「お魚の正しい食べ方が学べる」

 マナー魚は、ただのパズルゲームではないんです。お魚が切り身=ピースになっています。この切り身を順番通りに正しく取っていかないと、切り身が外れない仕組みになっているんです。このパズルで遊ぶことによって、「正しいお魚の食べ方」を楽しく学ぶことができるんです。(“作法の解説”は動画をご覧ください)


■担当者に聞きました

 マナー魚の制作を担当した株式会社アイアップの戸田さんと上杉さんにお話を聞きました。元々、アイアップでは「遊びながら身につくおもちゃ」を作ることを大きな柱の一つしているそうです。

 アイアップでは、これまでも、遊びながらマナーが身につく
「マナー豆(ビーンズ)」「マナーうどん」などの商品を発売していました。

 今回は、今までにないもの、新しい切り口のものを考えた結果、魚の正しい食べ方のパズルにたどり着いたそうです。魚はアジがモチーフですが、リアルな魚とデフォルメされた可愛いデザインの魚の中間を狙ったそうです。

 マナー・フィッシュは昨年10月に発売されましたが、教育性やコンセプトの新規性が評価され、「日本おもちゃ大賞2016」の「エデュケーショナル・トイ部門」で優秀賞を受賞しました。


■業界の方に聞きました

 日本のおもちゃ業界は売り上げが減少傾向ですが、知育・教育玩具については売り上げが伸びています。「月刊トイジャーナル」の伊吹編集長は「少子化によるマーケット縮小対策の一つとして、“赤ちゃんからシニアまで楽しめる玩具づくり”が行われ、市場規模を拡大させている」と話していました。

 マナー・フィッシュは、正しい魚の食べ方のほかに、正しい箸の使い方も学ぶことができます。まさに子どもが遊ぶだけでなく、大人も学べる玩具と言えますね。