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警視庁トップ・警視総監に沖田芳樹氏が就任

2016年9月20日 14:39
警視庁トップ・警視総監に沖田芳樹氏が就任

 東京オリンピック・パラリンピックの開幕まで4年を切る中、首都東京の治安を担う警視庁のトップ・警視総監に、警備部門に精通する沖田芳樹氏が就任した。

 第93代警視総監に就任した沖田芳樹氏は、20日朝、警視庁本部に登庁したあと、高橋清孝前警視総監と引き継ぎを行った。

 沖田新警視総監は1981年警察庁入庁の、59歳。国際テロ情勢が緊迫する中、今年5月には警察庁警備局長として伊勢志摩サミットやアメリカ・オバマ大統領の広島訪問の警備を指揮するなど、警備部門に精通しており、今後は警視庁のトップとして、東京オリンピック・パラリンピックの警備・交通対策の準備などに取り組むことになる。

 一方、高橋前警視総監は、離任会見で「総監という重職を果たすことができ、大変充実感を感じています」と話した。