Tシャツで皮膚かぶれる “原因物質”発表
神奈川県で開かれたマリンスポーツの大会で、主催者が配ったTシャツを着た選手らが皮膚がかぶれるなどした問題で、主催者側は塩化ジデシルジメチルアンモニウムという化学物質が原因の可能性があると発表した。
今月10日と11日に茅ヶ崎市で開かれたマリンスポーツの大会で、参加した選手ら約30人が主催者側が配ったTシャツを着たところ、皮膚のかぶれなどを訴えた。
この問題で大会を主催したNPO法人は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムという化学物質が原因の可能性があると発表した。
国際がん研究機関が挙げている発がん性物質には該当しないという。
この問題では、警察が主催者側と製造元に、業務上過失傷害の可能性があるとみて調べている。