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シリア空爆受け 緊急の安全保障理事会開催

2016年9月18日 12:38
シリア空爆受け 緊急の安全保障理事会開催

 一時停戦中のシリアで17日、アメリカが主導する有志連合の空爆により、アサド政権側の兵士が死傷した事を受け、国連では緊急の安全保障理事会が開かれ、アメリカが遺憾の意を示した。

 アメリカ・パワー国連大使「本当にシリア政府軍を空爆したなら 我々の意図に反したものだ。多くの命が失われた事は遺憾に思う」

 緊急会合はロシアの要請で開かれた。パワー大使は「遺憾」とする一方、「アサド政権側は病院などへの攻撃を繰り返し、多くの市民を殺害している」と非難した。

 これに対して、ロシアのチュルキン大使は「今回の攻撃は偶然ではない」と述べ、空爆は故意だと主張した。