ウソの強盗被害を訴え、批判を浴びていたリオデジャネイロオリンピック競泳の金メダリスト、アメリカのライアン・ロクテ選手がテレビに生出演していたところ、観客が乱入し、一時、騒然となった。

　生放送の番組中、ロクテ選手は軽快なステップでダンスを披露する。ダンスが終わった直後、ステージに男２人が乱入。すぐさま警備員に取り押さえられ、不法侵入の容疑で逮捕された。ケガ人はいなかった。男はロクテ選手を批判するＴシャツを着ていて、「ウソつき」と叫びながらロクテ選手に詰め寄ろうとしたという。

　ロクテ選手は先月、リオデジャネイロ市内で「強盗にあった」とウソの証言をした罪で訴追されていて、１０か月間の出場資格停止処分となっている。